モロヘイヤ
(シナノキ科)
エジプトなどで古くから食べられている野菜で、葉の部分を食用としています。
葉を刻むと独特の粘り(ムチン)が出てくるのが特徴で、種は有毒ですので成熟したサヤや種は口に入れないようにして下さい。
■種まき〜発芽
4〜5月頃に、ポットに種を5〜6粒をまきます。種は一昼夜、水につけてからまくと、発芽しやすくなります。
発芽後、双葉が出たら間引き始め、本葉3〜4枚で1箇所1本になるよう間引きします。
本葉5〜6枚になったら定植をして下さい。
■生育
モロヘイヤは肥料切れすると茎葉が硬くなってしまいますので、
化成肥料を少量ばらまき、軽くすき込ンで下さい。または、液体肥料を続けます。
土が乾くと生育が悪くなるので、夏の乾燥期には水やりをしたり、敷きわらなどで乾燥を抑える必要があります。
■収穫
草丈30〜40cm程度になったら、収穫して下さい。
■連作障害
特にありません。
■病害虫
マメコガネやハスモンヨトウの幼虫がつきますが、初期に捕殺すれば無農薬でも栽培できます。